Cardivo ガイド
糖尿病とは?原因・種類・症状・診断基準
ポイント
- 糖尿病は、インスリンの不足や働きの低下で血糖値が高い状態が続く慢性の病気です。
- 主な種類は1型、2型(日本の糖尿病の大部分)、妊娠糖尿病です。
- のどの渇き、多尿、体重減少などの症状がありますが、2型は自覚症状がないことが多いのが特徴です。
- 診断の目安:空腹時血糖126mg/dL以上、HbA1c 6.5%以上など(日本糖尿病学会)。
糖尿病とは
食事でとった糖質はブドウ糖になって血液に入り、すい臓から出るインスリンというホルモンの働きで細胞に取り込まれ、エネルギーになります。糖尿病では、インスリンが足りない、または効きにくい(インスリン抵抗性)ために、血液中のブドウ糖(血糖)が多い状態が続きます。名前は似ていますが、尿崩症(英語でdiabetes insipidus)は血糖値とは関係のない別の病気です。
糖尿病の種類
| 種類 | しくみ | 主な治療 |
|---|---|---|
| 1型糖尿病 | 自己免疫などでインスリンを作る細胞が壊れる | 診断時からインスリン |
| 2型糖尿病 | インスリンの分泌低下と効きにくさ。遺伝に加え、食べすぎ・運動不足・肥満などが関わる。日本の糖尿病の大部分 | 食事・運動療法、飲み薬・注射薬、必要に応じてインスリン |
| 妊娠糖尿病 | 妊娠中に初めて見つかる糖代謝異常 | 食事療法、必要に応じてインスリン |
| その他 | 遺伝子の異常(MODYなど)、すい臓の病気や薬の影響など | 原因に応じて |
主な症状
- のどが渇き、水をよく飲む
- 尿の回数や量が増える
- 食べているのに体重が減る
- 疲れやすい、だるい
- 目がかすむ、傷が治りにくい
2型糖尿病は何年も症状が出ないまま進むことが多く、健康診断で見つかるケースがほとんどです。血糖値が非常に高く、吐き気・嘔吐、腹痛、意識がぼんやりするなどの症状がある場合はすぐに119番へ。
診断基準(日本糖尿病学会)
| 検査 | 糖尿病型 |
|---|---|
| 空腹時血糖値 | 126mg/dL以上 |
| 75g経口ブドウ糖負荷試験 2時間値 | 200mg/dL以上 |
| 随時血糖値 | 200mg/dL以上 |
| HbA1c | 6.5%以上 |
原則として、血糖値とHbA1cの両方が糖尿病型であるか、別の日の検査で再び糖尿病型になることで診断されます。詳しくは血糖値の正常値をご覧ください。
放置するとどうなる?
高血糖が続くと血管や神経が傷つき、網膜症・腎症・神経障害の「三大合併症」や、心筋梗塞・脳卒中のリスクが高まります。血糖、血圧、脂質を目標の範囲に保つことで、これらのリスクは大きく下げられます。
Cardivoなら血糖値の記録を心拍数・血圧・気分と一緒に管理し、医師に見せるPDFも作成できます。Cardivoはカメラで血糖値を測ることはできません。
このガイドは、下記の出典に基づく一般的な健康情報です。医学的な助言、診断、治療の代わりにはなりません。Cardivoは医療機器ではありません。緊急の場合は119番に連絡してください。
よくある質問
糖尿病とはどんな病気ですか?
インスリンの不足や働きの低下によって、血糖値が高い状態が続く慢性の病気です。
糖尿病の種類は?
主に1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病があります。ほかに遺伝子の異常やほかの病気・薬によるものもあります。
糖尿病の診断基準は?
日本糖尿病学会の基準では、空腹時血糖126mg/dL以上、75gOGTT 2時間値200mg/dL以上、随時血糖200mg/dL以上、HbA1c 6.5%以上が糖尿病型です。