Cardivo ガイド
年齢別の血圧:20代、50代、70代の正常値は?
ポイント
- ガイドラインでは、成人の正常血圧は年齢にかかわらず120/80mmHg未満です。基準は年齢で変わりません。
- 変わるのは高血圧の多さ。年齢とともに大きく増えます。
- 高齢になると、特に上の血圧が上がりやすくなります。
- 子どもは年齢・性別・身長に応じた基準表で評価します。
「年齢別の血圧の正常値」はよく検索されます。70歳と20歳で同じ基準というのは不思議に感じるかもしれません。しかし日本(JSH)、欧州(ESH/ESC)、米国(AHA)のガイドラインはいずれも、成人には同じ分類を使っています。2025年の日本のガイドラインでは、治療中の降圧目標も75歳以上を含む全年齢で原則130/80mmHg未満とされました。
年齢別の血圧の目安(成人)
| 年齢 | 正常血圧 | 高血圧 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 18〜39歳 | 120/80未満 | 140/90以上 | 高血圧でも気づいていない人が多い |
| 40〜59歳 | 120/80未満 | 140/90以上 | 高血圧の人が大きく増える |
| 60歳以上 | 120/80未満 | 140/90以上 | 上の血圧が上がりやすい。治療は個別に判断 |
参考までに、米国(2021〜2023年、基準130/80)では、高血圧の人は18〜39歳で約23%、40〜59歳で約53%、60歳以上で約72%です。年齢とともに多くなりますが、「普通」や「問題ない」という意味ではありません。
男性と女性
正常値は男女で同じです。中年期は男性に高血圧が多く、女性は閉経後にリスクが高まります。妊娠中の高血圧は専門的な管理が必要です。
高齢者の血圧
- 血管が硬くなることで上の血圧が上がり、下の血圧は正常なこともあります。
- 立ち上がったときのめまい(起立性低血圧)が薬の影響で起こることも。ゆっくり立ち上がり、医師に伝えましょう。
- 治療の目標は、ほかの病気や体の状態を踏まえて医師が判断します。
子どもの血圧
子どもや思春期では一律の基準はなく、年齢・性別・身長に応じた基準表(パーセンタイル)で評価します。測定結果は小児科医に相談してください。
高血圧はほとんど症状がないため、測ることが唯一の確認方法です。Cardivoは血圧計の値を心拍数・HRVとまとめて記録し、医師に見せるPDFを作成できます。
このガイドは、下記の出典に基づく一般的な健康情報です。医学的な助言、診断、治療の代わりにはなりません。Cardivoは医療機器ではありません。緊急の場合は119番に連絡してください。
よくある質問
年齢別の血圧の正常値は?
成人では年齢にかかわらず120/80mmHg未満が正常血圧です。年齢とともに増えるのは高血圧の人の割合で、基準そのものは変わりません。
70代の血圧の目安は?
70代でも正常血圧は120/80mmHg未満です。2025年ガイドラインでは、治療中の降圧目標も原則130/80mmHg未満とされていますが、個々の状態に応じて医師が判断します。
女性の血圧の正常値は男性と違いますか?
いいえ、正常値は同じです。女性は閉経後に高血圧のリスクが高まります。
出典
- 日本高血圧学会(JSH)— 高血圧管理・治療ガイドライン2025
- World Health Organization — Hypertension fact sheet
- American Heart Association — Understanding blood pressure readings